cdmaOneの透視実験

携帯電話の、 cdmaOne(S製C101S)透視してみた。
携帯電話を分解や改造などはしてはいけないのである。
よって、あくまで透視である。が、しかし、透視していたつもりだったのだが、
どうも夢を見ていたらしい。

よって写真がないのである。これは頂けない。
が、しかし、夢で有るが故、なんでもできてしまうのである。
夢の中の、自分の机の中には、白色のチップLEDが4つあった。
そういえば、現実世界で、白色チップLEDを買った記憶がある。
その記憶が、夢に反映されたというところだろう。

前々からC101Sの液晶のバックライトは気に入らなかったのである。
上記のサイトでは、バックライトの点灯した写真がないのでわかりづらいが
赤い色なのである。
長波長の色の方が、液晶ではコントラストが高い、とのことらしいが
どうも見づらい。とにかく暗いのである。
おまけに赤い液晶は無気味である。
その不満がこんな夢を見させているのか....。

前にも書いたが、夢なので写真がないが、ご容赦頂きたい。
そこでなんでも出来るということに気がついたらしく、
透視実験から分解実験に変更である。
夢の中では、星型のドライバーを使って、ネジを外していた。
そういえば、携帯電話のネジは特殊なネジだった。
精密ドライバーのマイナスドライバーを使えば外せるなー。
とは思ってはいたが、流石夢の中では便利なものがあるらしい。

内部の照明は、液晶用に4つ、ボタン用に6つのチップLEDが使われていた。
ボタン部分はいくつか何も載っていないランドもあった。
低電圧型のものでボタン部分は黄緑色のLED、液晶用には赤色の LEDが使われている。
どうも不満からして、夢の中の自分は液晶用のLEDを交換するつもりでいるらしい。
だが、液晶用のLEDは分解状態では、目に見えるところには無いようだ。
液晶用LEDは非常に小さな薄い基板に取りつけられ、
液晶の上部レンズ部分にはめ込まれた上、下のフレキシブル基板に 半田づけされていた。

まず半田づけを外し、液晶が持ち上がるようにし、
更に、LEDの載った小さな基板を上から止めている白いテープ(導光板?)を、
ピンセットで持ち上げ、その下にはめて込まれているLED基板を外す。
あくまでそっとである。無理をすると液晶を壊してしまう。
ドット表示の液晶が、表示不良になったものなぞ、見られたものではない。

この小さな基板の上のLEDを交換すれば良いようだが、
白色LEDは少々大きい。とてもチップLED交換だけで済むサイズではない。
そこで、4つのチップLEDを液晶のレンズ部分に収まる間隔に並べ、
ジュンフロン線で並列に接続する。
基板が無くなった分、厚みに余裕が出来るため、
これで無事収まるようになったわけである。

基板が無くなった分、しっかり固定できなくなったため、
極少量のエポキシ接着剤で、液晶のガラスに固定しておく。
ふと白色LEDの定格をみると、3.6Vである。
普通のLEDの電圧では点灯しないのである。そういえば、
DoCoMoのSO206を透視したときは液晶用LEDの電圧で、そのまま
白色LEDが点灯していた気がする。
そのままであれば同様に接続するだけで点灯する筈である...が、点灯しない。
ボタン用LEDのほうは、すぐわきに抵抗がある。
そこで抵抗の手前から線を引き接続する。
ほぼ定格どおりの電圧が取れるようである。
(夢の中なのでかなりいいかげんである)。

この状態で、バッテリーを取りつけ、バックライトを点灯させて 確認してみる。
配線材は極細のものを使用したので、ボタンを取りつけても 問題がない程度である。
半田づけが他の部品とショートしないことを確認し元どおり、組み立てる。
これで、液晶は非常に見易いものとなった。気がかりはLEDの消費電力だが、
常時点灯しているわけではないし、気にするほどのこともないだろう。

夢の中では、さすがボケているせいか、ねじ留めを忘れていたようだ。
まぁ夢の中なら問題なかろう。

目が覚めたあと、白色LEDになったC101Sの念写を試みたがうまくいかなかった。
発光物をスキャナで取り込むのは無理があるらしい。


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